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南京虫(トコジラミ)、Bedbugに勝利した話

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こんばんは、Curious Daddyです。

南京虫(トコジラミ)をご存知ですか?英語ではBedbug。

ダニかなにかと思ったら大違い。

痒みは蚊やダニの比ではなく、殺虫剤も効かない危険なやつ。

今回はこの超強敵の南京虫と戦い、勝利に導いてくれた最終兵器についての話。

今日も奴らと戦っているどなたかの参考になれば幸いです。

 

奴は突然現れた

ある朝起きたらひどい痒みと蚊に刺されたような痕が複数、脇腹や太もも裏あたりに数カ所。

えらい痒くて、(いまこの投稿を書きながら思い出しただけでも鳥肌が。。。)それが数日続いてダニかなにかかなと思っていたある日、ベッドに赤茶の生き物を発見。

見慣れないソレをネットで調べてみるとそれは南京虫

日本で生活していた時にも一度も遭遇したことがなく、まさかシンガポールで出会うことになるとは。

安宿は危険

ご存知の人もいるかと思うのですが、シンガポールは虫が全然いません。

どの家にも網戸なんてそもそも付いていなくて、基本蚊もほとんどいません。

国の政策で害虫駆除を徹底しているので、虫嫌いな私にはパラダイスなシンガポール。

(毎週殺虫剤を大量に町中で散布していてソレ自体が体に悪そうというのは別の問題)

そんなシンガポールで、しかもなぜ我が家に南京虫が!

その頃私が住んでいたところはコンドミニアムの15階。

色々と記憶を思い返してみると、ちょうど南京虫問題の少し前にカンボジアに旅行に出かけていて、帰国前日に滞在時間の兼ね合いもあってめっちゃ安い宿に止まったのでした。

一応ホテルでそこでは虫も見かけなかったのですが、確か1泊2000円とかの安い宿。

そこでカバンか洋服に紛れ込んでシンガポールに連れて帰って来てしまったようなのです。

戦い

市販のノミダニスプレー、虫よけ、殺虫剤などなど、日本製も外国製も、ありったけの対策を試しました。

シーツなんかも破棄して買い替え、毎日ベッドを隅々までチェック。

何匹か発見次第手で駆除しているうちに、一旦奴らの姿も見えなくなり、勝利したかと思ったらまた数日後復活してくる恐怖。

心身ともに疲れて、エアベッドを購入してそこで寝起きする日々。

もう家のオーナーに了解をとってベッドとマットレスを買い換えるしかないか、服や家具はどうしようと思っていた時に、ついに希望の光が。

Here comes our mighty thinner!!

英語の掲示板で見つけた書き込み。

Here comes our mighty thinner! Thinnerを吹きかけたら奴らは死ぬ。

神のような書き込みはこちら。

Anybody know how to get rid of bed bugs??

 

Thinner。日本語ではシンナー。塗装なんかで使うアレです。

 

さっそく試しに近くのハードウェアショップで聞いて見たら普通に売っていて購入。(なぜかビール瓶に入って売っている)

どう使おうか悩んでこんな↓霧吹きを買って試して見たけど、水じゃないからかすぐに詰まってしまって使えず。

また近くのハードウェアショップで圧縮式のこんな奴↓を買って来たらちゃんと動いたのでいざ!

 

どうせ買い換えようと思っていたベッド等なので、万が一シンナーでダメージを受けてもいいやと思って試して見たところ、意外に問題はなく、マットレスの縁や縫い目、ベッドの隙間、家具の隙間なんかにスプレーして、1日ほど換気良くしてほっておいたら匂いも残っていなくていい感じ。

そしてシンナー散布後から、ついに南京虫が消えたのです。

嗚呼偉大なるシンナー!

まとめ

万人にお勧めできる方法ではないですが、本当に困ってどうしようもない時にはおすすめです。

ご利用は計画的に、自己責任でお願いします。

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