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iPad Pro 2016からiPad Air 4へ。
かれこれ5年ほど使っていたiPad Pro、まだまだ現役だったのですが娘に取られてしまったので、お父さんは新しいiPadを購入しました。
<過去の関連記事>iPad Pro用ノートアプリはどれが良いのか。5年間使った私のおすすめはこれ!
今回はProではなくiPad Air。
正直結構な時間をリサーチに使いました。
ネットだとみんな言っている事が違うし、レビューも山のようにあります。
メインの用途が手書きのノートとなると、Apple Pencil発売当初はiPad Proしか選択肢がなかったのですが、実際私には過剰スペックだと常々思っていました。
今やほとんどのiPadがApple Pencilに対応して選択肢も増えて素晴らしいことです。
今だと無印iPad、iPad Air 4、iPad Pro、iPad Miniの4つの選択肢がありますが、私はそのうちiPad Airを選びました。
購入から1ヶ月使ってみたので、今日はそのレビューなど。
ネット上の適当な購入どころか実際に使ってもいないレビューとは違う、本当に毎日使い込んでいるユーザの感想です。
私がiPad Air4を選んだ理由は以下の通り。
Apple Pencil 2が使える。これが1番重要。
無印iPadとiPad MiniはまだApple Pencil 1にしか対応していません。
Apple Pencil 1は充電するのに本体にぶっ刺さないといけなくて、あれが非常にブサイクで手間でもあります。(アダプタ使ってライトニングケーブルから充電も出来るけど、アダプタ持ち歩くのはもっと手間)
持ち運び中に充電したらほぼ確実にコネクタ壊すこの形状。デザインセンスなさすぎ。
参考までに上の写真はiPad Pro2016 with my daughter’s casing.
その点、Apple Pencil2は使っていない時や持ち運ぶ間は常に充電されている状態。
ペンのキャップがなくなる心配も無し。
(実際のところApple Pencil 1のキャップは2度無くしてしまいました)
ダブルタップでペンから消しゴムに切り替える機能もついています。
完璧なまでのApple Pencil1の上位互換。
手書きノートメインで使う方は、予算が許すならもうiPad AIR 4で決まり。
あえて指紋認証。しかも新しい認証方法
今日時点、2021年3月はまだまだコロナ真っ只中。
外出時やオフィスでも常にマスク着用が義務付けられています。
特にシンガポールではマスクをしていないと罰金の対象となってしまいます。
上でおすすめしているApple Pencil 2が使えるのはiPad ProとiPad Air 4のみ。
しかしiPad ProはFace IDなのでロック解除に顔認証が必要です。
マスクをしていたら使えないので都度パスコード入力の手間があります。
iPad Air 4は新しい指紋認証が電源ボタンに内蔵されていて、認証スピードも早い。
iPad Proと比べてお財布に優しい。iPad Proの機能は私には不要。
iPad Air4は日本円だと62,800円から。iPad Proだと84,800円から。
この2万円の差は、画面のリフレッシュレートの差とカメラ、アクセサリのMagic Keyboardが使えないくらい。
Proの高いリフレッシュレートは、私はデザイナーや絵描きではないので全く不要。
カメラは月に1度使うかどうか程度なので3つもいらない。
キーボードは前回iPad Proで結局使わなかったのでケースは薄くて軽いものがベストと判断。
と言うことでProではなくAIR 4にしました。
もっと値段の安い無印iPadと比べたら?
無印iPad と比較する場合、32GB版だと最近のシステム容量の増加もあってスペースが心許ないのですが、その上は64GBがなく128GBの44,800円になります。
差額は18,000円。ここは正直悩みました。
ただ、Apple Pencil 2が使いたかった。
そして、ディスプレイもPro程ではないけどAIRの方が上。
過去にiPad Proは5年使ってもまだ現役。このiPad AIRもあと4、5年は使うと思う。
長く使うならCPUも良いものが良い。
iPad AIR4はCPUが現状最新(A14 Bionic)で最速なのでサクサク。
AIRの方が薄くて軽く持ち運びしやすい、でも画面はでかい。
それらの理由から、18,000円高くてもAIRに決めました。
もし手書きを重視しないのであれば無印iPadは最強のコスパだと思います。
おそらく来年あたり無印iPadもホームボタンが無くなった新デザインになるだろう、と言う噂もあるので、さらによくなると思います。
そしてApple Pencil 1も廃止になっていくと勝手に想像しています。
ここまで比較したので、それぞれの主要機能をまとめました。
iPad Air 4 2020 | 11インチ iPad Pro 2020 | iPad 2020 | |
価格 | 6万2800円~ | 8万4800円~ | 3万4800円(4万4800円)~ |
ストレージ | 64/256GB | 128/256GB | 32/128GB |
512GB/1TB | |||
ディスプレー | 10.9型液晶 True Tone P3 | 11型液晶 120Hz True Tone P3 | 10.2型液晶 |
画面解像度 | 2360×1640 | 2388×1669 | 2048×1536 |
フルラミネーション | ○ | × | |
画素密度 | 264ppi | ||
サイズ | 247.6×178.5 | 247.6×178.5 | 250.6×174.1 |
×6.1mm | ×5.9mm | ×7.5mm | |
重量(Wi-Fi) | 458g | 471g | 490g |
CPU | A14 | A12Z | A12 |
Apple Pencil | ○(第2世代) | ○(第1世代) | |
Smart Keyboard | ○ | ||
Magic Keyboard | ○ | × | |
コネクタ | USB-C | Lightning | |
イヤホン端子 | × | × | ○ |
Wi-Fi 64GBを選んだ訳。
ここまで読んで気がついた方もいると思いますが、私はセルラーではなくWi-Fi版の64GBを使っています。
<参考記事> iPhone と iPadの容量考察。私はどちらも64ギガ。(更新しました)
以前のiPad Pro 2016はセルラーでしたが、正直99%そのセルラー機能を使わなかった。
最近ではiPhoneのテザリングが便利になったので、Wi-Fiモデルでも手軽に外でネットに繋がります。
ストレージ64GBを選んだ理由は、他のエントリーでも書きましたが、私はクラウドサービスを活用しているので本体にほとんどデータを持つ必要がありません。
また、iPhoneもiPadもモバイル機器なので常に紛失、盗難、破損のリスクがあります。
ここに512GBや1TBのデータをいれてそれを失うことを考えると、出来るだけクラウドにあげて、本体は少ないデータで活用した方がよっぽど理にかなっていると思います。
もし動画編集などにiPadを使いたい人は、4K動画などは大量のデータが必要になるのでもう少し大きめのストレージのものを使った方が良いと思います。
乗り換えた感想
上でも書きましたが、指紋認証が素晴らしい。
当面はマスク生活が続くはずなので、Face IDはしばらく不要だと思います。
CPUが現状最新(A14 Bionic)最速なので本当にサクサク。
薄くて軽い。これは無印iPadと比べても薄々で軽い。
USB Cになったのでマウスとかと繋いでも使い易くなりました。私は使わないけど。
充電速度は古い機種よりも圧倒的に早くなっています。
高速充電器を使うと2時間ほどで充電完了します。
iPad Proが今月発表になるかも?なぜ待たなかった?
最近はiPhoneもiPadも事前リークが多くて大体の発売時期や内容が事前にわかります。
今月2021年3月におそらく新型iPad Proが発表になってすぐに発売になると思います。
主な新機能はLEDディスプレイとCPUのアップグレードくらいで、見た目もほとんど変わらないようです。
Proは基本値段が高いので、新しくProを購入したい人は少し待って新型を購入すべきですが、Airを検討していた私には新型iPad Proはオーバースペックなので完全スルーです。
iPad Proの旧型が値下がりになったとしても、AIRより安くなることはない、上の表からも2020年モデル同士を比較したらAIRの方がCPUも良いので旧型iPad Proを選ぶ理由はありません。
ということでiPad AIR 4は買ってもOK。
iPad AIR 4のケース。質が良く、値段も安かったのでご紹介
ケースはいつものLazadaでSGD16.90(1500円くらい)で購入しました。
ペンもカバーしてくれて、落とす心配もありません。
嵌め込み式ではなく背面のマグネットでひっついていますが、しっかりしていてズレたり落ちたりする不安はありません。
裏面もサイドもしっかりカバー。カメラもちゃんと保護されています。
iPad用キーボードはどれも重たく分厚いので、こういうシンプルなカバーがいいですね。
おまけ。アップル製品を安く買う方法
アップル製品はどこもほとんど値下げがなく定価での購入になると思います。
私はApple Storeではなく普通の電気屋さんに行って値段交渉をして、30ドル値引きしてもらいました。
「how much can you give discount?」とダイレクトに伝えると大体多少の値引きか、アクセサリを付けてくれたりします。
家の近くの電気屋さん2つ、まずはBest Denki「本体は値引きできないけどアクセサリなら値引きできる」、そして次はGain City「30ドルなら値引き出来る」と言われたのでGain Cityで購入しました。Gain Cityは豊見城っぽい見た目のこんなお店です。(画像はネットから。)
アップル製品の保証は結局アップルでの対応なので、購入店はそこまで気にしないでも良いと思います。ちなみに販売店での初期不良対応は1週間で、あとはAppleに連絡してねと言われました。