こんにちは、CDDYです。
仮想通貨も株も大混乱の2022年ですが、そんな中注目されているのが価格変動のないステーブルコインのファーミング。
ステーブルコインは1コイン=1USDに価格固定された仮想通貨で、USDT、USDC、DAI、MIM、UST、BUSD、その他にも数多く存在します。
日本の銀行預金で付く金利はほぼ0%ですが、仮想通貨ではステーブルコインをステーキングするとAPY10%前後が一般的となっています。
今日はAvalancheの超新星、ステーブルコインファーミングでAPR100%超えも狙えるPlatypus Financeをご紹介します。
Platypus Financeとは
Platypus Financeとは、ステーブルコインに特化したAvalancheネットワークのプロトコルです。
主な特徴として、
- 扱えるコインはステーブルコインのみ(今は3種)
- 機能はスワップとステーキングの2つ
- ステーキングにはブーストがかけられる。◀ポイント
有名なCurveファイナンスのようにステーブルコインに特化していますが、こちらはAvalancheから出てきたオリジナルです。
USDT.e、USDC.e、DAI.eの3つを超低コストでSwapすることが出来ます。
Avalanche上では”.e”のついているトークンが多くあります。USTD.e、USDC.e、DAI.eだけでなくWBTC.eなんかもあります。 これは”Bridge from Etherum”を表していて、イーサリアムからブリッジされたものという意味です。Platypusで取り扱っているのもこの”.e”付きです。
また、上記3つをPoolにステーキングすることで報酬としてPTPトークンが貰えます。
PTPトークンは2021年12月にAvalauncheで発行されました。
AvalauncheでのTGEということで強力な投資家がバックについている安心感のあるサービスです。
このPTPトークンを使ってステーキングのAPRにブーストをかけることができ、100%を超えるAPRも簡単に狙えます。
APRブーストとその仕組み
まずは簡単にステーキングの流れ(2ステップ)
- Poolで好きなステーブルコインをDepositします。
- 続いてStakeというボタンを押して、Deposit後にもらえるLPをステーキングします。
これでPTPが報酬として貰えるようになります。
上の画像を見てわかるように、通常のAPRは4%~7%(2022年2月2日時点)と魅力的ではありません。
ここからが本番。ブーストかけていきましょう。
vePTPというタブからStake PTP to Boost Yieldというページへ。
PTPをStakeすることでvePTPが報酬として貰えます。
このvePTPをClaimすると自動的にMy Balanceへ反映され、その量に応じてブーストがかかります。
vePTPは他のウォレットに移動することも、販売することも出来ません。
PTP自体にロック期間などはありませんが、UnstakeするとvePTPは無くなります。
(Note: You can withdraw your staked PTP tokens any time. However, your accumulated vePTP will drop to 0 as soon as you unstake any amount. vePTP is neither transferable nor tradable)
vePTPが溜まってきたらClaimして、PoolのMy Boosted APRを確認してみましょう。
下記のものではAPR 87%にブーストされています
どのくらい得か、シミュレーションが出来る
Platypusのよいところは、Booster Calculatorでシミュレーションが出来るところです。
vePTPの枚数またはPTPと預け入れ期間を使ってブーストの計算ができます。
例えばUSDC.eを1000ドル預けて、PTPを100個ブーストに預け入れた場合、
- 2ヶ月後にはブーストがAPR 71.2%
- 10ヶ月後にはAPR 159%
という計算になります。
2022年2月2日のレートだと1PTPが約2.7ドルなので、100PTP=US270ドルを追加することで圧倒的なAPRでステーブルファーミングをすることが可能です。
注意点と今後について
ステーブルコインのステーキングは価格変動リスクはありませんが、他にも注意点があります。
私が思いつくだけでもPTPトークン価格の下落、サービスのハッキングやラグプルなどが考えられます。
PTPトークン価格は上場してまだ2ヶ月で、ATH166倍になった後に急落して現在は30倍程を推移しています。
今後トークン価格がどうなるかは誰にもわかりませんが、veトークンは長期保有者保護になる今後注目のサービスなので、個人的にはPlatypusは可能性を秘めていると思います。(個人の感想)
ラグプルやハッキングについては、Avalaunch銘柄であること、運営の今までの対応を見ている限りはリスクは高くないのではないかと個人的には考えています。
また、現在はSWAPとPOOLしかありませんが、今後の追加サービスにも期待が出来ます。
いざという時の為のリスク分散として、ポートフォリオの一部をPlatypusで長期保有は一考の価値ありです。
無理のない範囲で、楽しんでいきましょう。